洪水と共に生きる日本
日本人は洪水と共に生きている。
これにはちゃんと理由がある。
日本の平野と呼ばれるところは沖積平野といって、川の洪水や氾濫でできた土地。
つまりもともと水がそこまで来るところってこと。
そんな水が来てしまう沖積平野に、日本人の半分が住んでいて日本の資産の3/4がある。
だから日本は洪水とか氾濫の被害が大きくなりやすい。
でも堤防あるから大丈夫でしょ?って思っちゃうかもしれない。
だけど今の防災技術ってのは通じなくなってきているんだよね。
今までは川の水があふれないようにしてきた。
でも最近の地球温暖化でとんでもない大雨が降るようになったから、堤防越えちゃうような氾濫が起こりやすくなってしまった。
じゃあこれからどうしようとしているのかっていうと、あふれさせないのは無理だから、みんなで協力して被害を小さくしようって対策がとられている。
これ流域治水って考え方なんだけど、これがなかなか難しい。
出典:国土交通省「流域治水の推進」
規模の大きい計画になるから、地域の人とかみんながちゃんと協力してくれないと実現しないんだよね。
日本に住んでる人たちを洪水や氾濫から守るため、日々戦っている人たちがいるってことを忘れちゃいけない。
というちょっと真面目な話。。。