氾濫には種類がある。外水氾濫と内水氾濫
今日はほんとにすごい雨。。。
そんな日だとやっぱ洪水とか氾濫が心配になるよね。
以前書いたけど洪水と氾濫は微妙に違う。
でも洪水にしろ氾濫にしろ危険なことに変わりはないけどね。
で、、この氾濫なんだけど、実は氾濫には大きく分けて二つの種類があるんだよね。
一つは外水氾濫。もう一つは内水氾濫。
どちらも氾濫だから水があふれるってのは一緒なんだけど、あふれ方が違うんだ。
これは川を横断方向(川を横切る方向)に切って見た時の断面図。中央の青い線までのところが川の水があるところ。水は画面の奥に向かって流れていて、その横には堤防がある。
実は堤防をはさんで川の水がある方を堤外地、人々が住んでて堤防に守られている方を堤内地って言うんだ。
うん、ややこしい。。。
まぁ考え方としては街がある方が内側って思えばいい。
川の水は外の世界のものって感じ。
んでんで、この堤外地にある川の水が堤内地の街にあふれだすことを外水氾濫って言うんだ。
たぶん氾濫って聞いたときに、多くの人が想像するのはこっち。
これはもうシンプルに川の水が増水することで起こる氾濫だね。
一方で、街に雨が降り続けることで堤内地が水びたし状態になることを内水氾濫って言うんだ。
これは川の水があふれて起こるんじゃなくて、とんでもない大雨が降って街の排水が機能しなくなった時に起こる氾濫。
つまり内水氾濫は、
となる状態が続くことで起こるんだね。
街は舗装ばっかされて雨水が地面にしみこまなくなっちゃってるからなぁ。
そりゃ内水氾濫も起こるよね。
みなさんも雨の日は外水氾濫だけじゃなく内水氾濫にもご注意を。。。